子供の年齢が進むごとにママ友との関係は広がっていきます。
- よちよち歩きの公園での公園デビュー
- 地域センターでの同じ月齢交流会
- 保育園・幼稚園ではイベントごとに親の出番
小学校に入るとイベントだけでなく、ママ会などの親の付き合いもさらに深く気遣いが必要になります。
子供の世界が広がるごとに、ママ友の付き合いも深くなっていきます。
そこでトラブルの発端(原因)となるママ友関係は多々あります。
ママ友マウンティングやママ友カーストはその最たるものです。
「家庭や年収を自慢するあのママがうざすぎる」
「マウントを取ってくるあのママが嫌い」
「話が合わないママと付き合わなきゃいけないのがめんどくさい」
「ブランド自慢とかもういらないよ」
そんな気持ちになるのはあなただけではありません。
良いママ友もいれば、めんどくさいうざいママ友もいるのが現実です。
それでもママ友とのお付き合いは簡単にはやめられないので、どんなに嫌でもどんなにつらくても続けなければなりません。
ママ友とのトラブル多発!実態エピソード
リビングWEBではママ友トラブルについてアンケートを実施しています。
その結果を見て驚かないでくださいね。
トラブルを感じたことがあるかないか?
実に、36%がトラブルを感じたことがある!と回答しています。
出典:※リビングWeb「ママ友と起きたトラブルエピソード」アンケート
3人に1人はトラブルを実感しているという事になります。
軽いもめごとも含まれますが、中には心療内科まで行ってしまったという事もあるようです。
ママ友トラブル・ママ友カーストは精神まで病む可能性のある問題なのです!
ママ友と起きやすい軽いトラブル
- ランチ会に一人だけ誘われない!と大騒ぎになった。(35歳)
- ご自宅パーティーに欠席してから、仲間外れにされるようになり、仲良しだった子供同士も疎遠な関係に(38歳)
- 仕事で送別会に行けなくなってしまって、それ以来ギスギス(29歳)
- 子供同士のけんかに親が介入、LINEで文句→電話での言い合い→幼稚園での話し合いに発展(41歳)
- 公園で子供同士が遊んでいるときに、押して怪我になってしまい、良好だった関係が一気に冷え込んだ(28歳)
- ボスママと仲が良かったのに、ある時から突然無視されるようになってしまった(30歳)
- カースト上位にいたはずなのに、夫の事業失敗で転落した(32歳)
最も多いママ友トラブルの発端は主に2つ
- ランチ会・送別会・ママ会などの集まりへの不参加
- 子供同士のいさかいから発展
ランチ会・送別会・ママ会などの集まりへの不参加
と過剰に反応する民度の低いママもいるのです。
さらにフォローするならば、気持ちをこめて手土産にクッキーなど2,3枚の詰め合わせなどを差し上げると角が立ちません。たった500円のお菓子でも、気持ちを渡すことが出来ればママ友いじめなどにつながりにくくなります。
「Aさんにはいつもお世話になってて大変感謝しているのに、先日は行けなくて申し訳ありませんでした。これからも仲良くしてください」
と一言添えるとベストです。
子供同士のいさかいの場合
介入することでもっと問題を大きくしてしまうと考えてください。
揉めるママ友とは、子供も含めて必要な時以外は接触しない!

ママ友を見返してやりたい!

資格を持っていて在宅で稼いでいる!

自宅でお金稼ぐなんて・・・うらやましい・・・

【実録】ママ友と揉める。。。もはやモンスター?
成績への対抗心むき出しのママ友(40代女性)
地域のつながりが強く、名門といわれる公立の小学校はわざわざそこに引っ越してくる家族もいます。
名門幼稚園~小学校卒業するまでが、ほぼ同じメンバー。
幼稚園時代は仲が良いママ友も、小学校になると成績では対抗心がむき出しに…
学校での授業態度にも口出ししてきます。
リレーの順番でクレームを出したママ友(30代)
その中で自分の子供をアンカーにしろってクレームを入れてきたママがいます。
グループに囲い込んでマウンティングママ友(30代)
夏休みはハワイのコンドミニアムで集合しましょう(40代)
わが家は普通のサラリーマン家庭ですが、まわりは高所得者ばかり。
港区のセレブママは開業してないとディスられる(30代)
港区で生活していると、キラキラしているママがもてはやされます。
キラキラしている=開業=代表取締役社長の肩書です。
会社が動いているとか動いてないとか、収益があるとかないとかあまり関係なく、その肩書とお名刺がとっても大事らしいです。
わたしは子供も3人いてそこまで余裕もないので、企業とか無理です。
起業してないと、ママ会には呼んでもらえません。
ママ会は起業家の情報交換みたいな名目があって、食事代は2,3万円してもすべて経費。
会社動いてないので、何の情報交換しているんでしょうね~
子供の習い事の待ち時間に始まるブランド服とバックの自慢会
スイミングとか体操に通っていると、親が待合室のようなところで終わるのを待っているのがママのセオリー。
そこで繰り広げられるバック自慢会、洋服自慢会はほんと勘弁してほしい。
プールの待合室にシャネルとかいらないから!
あなたが成り上がりのお金持ちなのはその品の無さからよ~く分かっています!
ママ友と険悪になる幼稚園役員の決まりごと
そのことをママ友に言ったら、わたしが役員を批判していた噂が広がり最悪でした。
保育園ではプレゼントの集金が300円か500円でもめる(20代)
幼稚園はやっぱり私立なのでお金に大らかな方が多い印象でした。
特にお辞めになる先生へのプレゼントなどは役員会が仕切っていたので、毎月2000円くらいの出費のみだったので、とても楽でした。
役員会などはないのでその都度、クラスの世話焼きママがお金を集めてプレゼントを購入するという流れになります。
「クラスLINEでひとり500円集めます」とくる。
そうすると、500円は高いんじゃないか?と意見を言うママが絶対にいるんですよ!
ママ友とのトラブルの原因をズバリ9個
- 子供同士の喧嘩がママ同士に発展する
- ママ会ランチ会への不参加
- 見栄を張り合ってしまう(ブランド自慢)
- 悪口や噂話が広がってしまう
- 収入の格差
- 価値観の違い
- 習い事での優劣
- お土産や感謝の差し入れ
- 子供の預かり
- PTAでの意見の相違
子供同士の喧嘩がママ同士に発展する
一番よくあるパターンです。
子供の喧嘩は、幼稚園内、保育園内、小学校内、公園内、児童館など様々なところで起こります。
子供同士の喧嘩に親が介入するのは基本的にNGですが、相手のママから積極的に介入される場合もあります。
相手のママ友からの喧嘩介入にはこうやって対処する
- 自分の子供の言い分をよく聞いてください。
話しを聞いて、状況を整理して分からない部分は子供に質問します。 - 子供を責めてはいけません。
この時点ではまだだれが悪いか分からないです。 - 相手の言い分、自分の言い分で食い違っているところを見つけます。
何が発端で喧嘩になったのか突き止めます。
自分の子供が悪い場合は、謝って終わるのが一番簡単です。
悪いのが明確ならば、菓子折りの一つでも添えてください。
相手が悪い、もしくはどっちも悪くないどっちも悪くて収集が付かない場合は、保育園幼稚園小学校などの介入を要請します。
介入によって、相手の言い分を自分の代わりに聞き取ってもらうことが出来ます。
第三者が入ることで、相手のママ友の怒りも収まる可能性も高まります。
ママ会ランチ会への不参加
用事があっていけない場合でも、主催ママによっては角が立ちやすいのがママ会、ランチ会です。
特にマウンティングを取っているママの主催で、
「○○さんの誕生日パーティー」
「○○さんコスメ会社の新作発表会」
などの冠が付いているママ会・ランチ会は極力出席したいですね。
お仕事などで都合が付かない場合は、祝電を送る、プレゼントを事前に渡しておく、お花を贈るなどの気遣いが必要となります。
見栄を張り合ってしまう(ブランド自慢)
特に成金ママのブランド物自慢には辟易しているママも多いはずです。
ブランドバックなどの自慢をするママは民度が低い、視野が狭いと思ってください。
自己顕示欲、自己満足のかたまりなので、めんどくさいブランド自慢が始まったら、電話が来たといって席を立つなどして、自分がイライラしない自己防衛策を講じてください。
また、ブランド自慢するママ友と長くお付き合いする必要はないので、徐々に距離を置くのもありデス。

悪口や噂話が広がってしまう
何気なく言った悪口や噂話は広がりがちです。
自分の中の良いママ友に言ったとしても、何気ないママ友同士の会話からその話が漏れることもあります。
ほんとに仲が良い人以外には言わないのがベスト。
悪意があるママ友の耳に入ると尾ひれが付く可能性もあります。
収入の格差
とくに収入の格差が家庭ごとにあるのは保育園です。
母子家庭のお子さんもいらっしゃれば、共働きで生活に余裕がある家庭もいらっしゃいます。
保育園では、仕事をしている親御さんをサポートするという意識が強いため幼稚園では当たり前の後援会という団体も無いことが多いです。
後援会が行う雑務をクラスママたちで行わなければなりません。
その中でもトラブルになる筆頭なのがお金の集金です。
プレゼントやイベントごとの出費の金額に1家庭ごとにいくら出すか?という問題です。
数百円単位でもめるというのはどこの保育園でもよくある話です。
お金の集金でもめないための秘策
トラブルの元になりやすいお金の集金でもめないためにすごく簡単な方法が一つあります。
それはLINEグループにパパを1人以上入れることです。
男性の一声が入るだけで、だらだらと続くLINEがピタッと止まり、収集が付くようです。

A先生へのプレゼントを購入するので各500円集金します。

一人500円は多いんじゃないの?

300円でどうですか?

300円だと良いものが買えるかなぁ。

良いものを上げる必要はなくって、気持ちなんじゃないですか?

2年間お世話になったのできちんとしたいと思っています。

色紙一枚でもいいんじゃないですか?それだと10円くらいで済みます。
と永遠とやりとりのLINEは続きます。
そこでパパの一声。

300円と500円の意見があるようですから、真ん中を取って400円でいかがでしょうか?
花束のプレゼントで3500円。
そこに色紙100円、写真盾400円
合計で4000円(10人の子供で割り、一人400円の計算になります)
これはある保育園でほんとにあったやり取りです。
パパが一人LINEに入っていると、鶴の一声のように物事が決まっていくのです。
価値観の違い
育った家庭が違うので価値観が違って当たり前です。
仕事だったら自分の価値観を抑えながら、仕事をしますがママ友という間柄になると価値観を押し付け合うということがあります。
ママ友によっては、社会で働いたことなくそのままご家庭に入った方もいますので世間の常識が通じないこともあります。
価値観が違うなと思ったら、今後一切かみ合うことはないのでフェードアウトです。
成績、習い事での優劣
成績、習い事では点数が付くことで順位が上から順に付きます。
そこへコンプレックスを抱き、ほかの子の点数や状況を根掘り葉掘り気にするママ友がいます。
本来ならば得意不得意があったり、早生まれ遅生まれという子供ごとの状況があるので簡単には比較することが出来ないことです。
それでも、○○ちゃんには負けたくない。○○君より良い点数を取ってきなさい!
と考えるママは少なからずいます。
そんな子供の多くは、自分より頭がいい子、頭が悪い子と友達を切り分けるようになります。
習い事に力を入れているママには2つの傾向があります。
- 家庭の収入に余裕がある
- 習い事のためにパートをしている
中所得層では、子供の習い事を増やすためにパートをしているママが多いです。
そんなママは自己顕示欲が強い傾向にあります。
姉妹に週4回の習い事をさせて、将来への期待をめいっぱいかけています。
たとえば
火曜日:体操→ピアノ
水曜日:公文(公文は中所得層では定番の習い事)
木曜日:公文+バレエ・新体操など
金曜日:何もなし
ママ友との揉めごとに巻き込まれないためには、競争の激しい習い事スクールを避けます。
同じ幼稚園。保育園の子供がいない少し離れたスクールに通うのもポイントです。
「ママ友あるある」にも習い事の話はいくつも出てきます。

ママ友カーストのマウンティング行為がすごすぎる
ママ友カーストは有名どころの幼稚園、小学校で良く起きる現象です。
ママ同士の順位付けをインドのカースト制度になぞらえた呼び方です。
中心人物として、ボスママを頂点として、その下にママ友が配置されていきます。
第一階級~第五階級くらいまで存在していて、特有の地域で運用されています。
代官山、麻布などは特に有名地域です。

ママ友カースト内でのお土産や感謝の差し入れは強烈
代官山のママ友マウンティングではお土産や感謝の差し入れの値段も一般家庭のものとは違います。
幼稚園、保育園に送った後、中の良いママ友たちはママ友宅に集まりお茶・お菓子・悪口を楽しみます。
ボスママ宅に集まる習慣のあるママ友グループもあるでしょう。
これは暗黙のルールなので、断ったら仲間外れは必須です。
ご自宅を開放してくれるママ友へ感謝のプレゼントを差し上げるのがルールになっています。
そのプレゼントがブランド物のバックだったり、スカーフだったり、金額は万単位です。
それが当たり前の世界。
自分より下のママ友は切り捨てられていき、ハブられたママは幼稚園のお迎えに行きにくくなりパパが行くようになったリと代官山のママ友マウンティングは壮絶です。
子供の預かり
そんな時にお預かりを頼むのが、
仕事をしていないママのご家庭です。

仕事をしていないと、いつもお預かりを頼まれてしまっていい加減嫌気がさしてくる。
私は一回も預かってもらったことも、お宅へ呼んでもらったこともないのに、いつも自分ばっかり使われている(怒)
PTAでの意見の相違
これはPTA不要論にもつながってくるお話になります。
PTAは公立小学校から始まる任意の生徒バックアップのための団体です。
ここで毎年1月~2月にPTA役員をくじ引きで決めるのがセオリーになっていますが、仕事をしているしていないに関わらずクジで選ばれてしまいます。
その際に、どうしてもPTAをやりたくない人もいますね。
それぞれの事情があり、仕事、子育て、介護などに追われているとPTAへ割く時間が取れない人もいます。
任意なので、断ることが出来るはずなのですが、PTAはほぼ強制加入の団体と化しています。
PTAによって仕事をクビになる危機にあっている人も実際にいます。

ママ友に味噌を塗りつけられる事件が発生
年収900万以下のご家庭のママ友のカバンに、こっそり味噌を塗り付けるという事例が実際にありました。

2012年には嫌がらせで味噌を塗りつけるという事が実際にあったようです。
神戸西署は28日、路上駐車に立腹し、スプレーを吹き付けたとして器物損壊容疑で神戸市西区の会社員山本良勝容疑者(49)を逮捕した。同署によると、付近では車にみそやスプレーで落書きされる事件が約30件発生。警戒中の25日、山本容疑者がチューブに入ったみそを塗りつけたところを署員が確認し「たくさん塗った」との供述も得たが、みそは洗い流せるため器物損壊とならず同容疑などでの立件を断念、帰宅させた。
ところが、山本容疑者が28日朝に突然、出頭し、スプレーの落書きを認めたため、器物損壊容疑を適用したという。逮捕容疑は17~18日に神戸市西区の路上に駐車中の車に赤のスプレーを吹き付けた疑い。(共同)[2012年5月28日21時12分]
まとめ
ママ友との付き合いは切っても切れない部分はありますが、必要以上に仲良くなることはありません。
どんな幼稚園でも、付き合いやすいママ友はいるはずです。
そんなママとお付き合いを密にして、自分とは価値観が合わないママ友とは距離をおくのがママ友の付き合い方としてもっとも重要なポイントです。
ママ友マウンティングに巻き込まれない学校選びをしよう!!
相手の気持ちを思いやって、ママ友との付き合いもスムーズにすすめていきたいですね。